GM2音源への対応 - Singer Song writer 4.0

 

 今まで使ってきたGM音源(この機能を基本にRoland−EDIROLではGS音源、YAMAHAではXG音源として機能を拡張させているが、メーカーごとに拡張させた機能は互換性がない。)に変わって、最近では各メーカーの共通の機能を備えたGM2音源が主流となっていて、新規に音源を購入すると従来のGM、GS、XG等の機能が備わっていないものもあり、音源だけだはなく音楽ソフトも殆どがGM2に対応するようになってきました。
 そこで、この項ではGM2音源に対応したMIDデータの作成法の内、最初の部分の設定に限ってその具体例を紹介しておきます。音符等の入力についてはGM、GS,XGの時の方法と変わりはありません。

 
   ここでは今までのGM(GM1)音源でも使え、新しいGM2音源でも使えるMIDデータが作成できるように準備を進めます。

 まず、下記のようにSinger Song Write Liteを起動させて、ト音記号のマーク(をクリックして楽譜表示にします。


上の画面のでGM音源、でGMシステムON、で8分音符、で矢印マークを選び、
でマウスの先端(矢印)を小節の頭に持っていって赤い縦線を確認し、のOKボタンをクリックします。
(これで今までの古い音源やインターネット上で公開するMIDデータを作成する最低限の設定が出来ましたが、
GMシステムONの位置にGSリセット又はXGシステムオンを入力して、その音源とGM2との共用も可能です。 )

続いて1小節目の頭から半拍(8分音符分)遅れて下記のようにGM2システムONを入力します。


 
 7でGM2音源、でGM2システムON、で矢印マーク、10で最初から半拍(8分音符分)後をクリックで青色の縦カーソル を表示させてから11のOKボタンをクリックすると次のようなGM2シソステムオンのマークが入り、GM2音源が使える。 小節の上に表示されるGMシステムオンやGM2システムオンの表示は12でTone Exclusiveガ選ばると表示 される。
 


続いて、曲全体のマスターボリュームを入力します。


 13はGM2を選んだまま、14でマスターボリューム、15で110(ボリュームは0から最高127までの選択幅が
あり、110は高めの設定ですが、鳴らしてみてここの数値を変更すればよい。 )を入力してOKボタンをクリックすると
上 のよう に表示されるが、五線の左下の拡大機能を使わないと文字が重なってしまう。しかし機能には関係ない。

   次にこのMIDデータを鳴らすホールの響きりバーブ(Reverb)を選びますが、GM2では下記のようになっています。 この項の入力はまず下記の表からRevebTypeの00を入力、続いて00〜05までのReverbTypeの数値を入れまが、 具体的な事例として下記の03MediumHallのタイプを選んでReverb値(ホールの響き)を入力する方法を説明します。  

pp

00(ReverbType)

01(Reverb Time)

 

00( Small Room)

00〜127
  01(Medium Room)
00〜127
  02(Largo Room)
00〜127
 

03(Medium Hall)

00〜127
 

04(Large Hall) 初期設定

00〜127
 

05(Plate)

00〜127
初期設定というのはGM2音源では何も入力しないと04LargeHallが選ばれるようになっていて
あと0〜127までの数値を入力するとLargeHallの響きが増減できる仕組みになっています。



 上の画面16の下でGM2音源を選んだまま、17でリバーブパラメータ、その右の長方形の中にReverbType項目を 00を入力して選び、続いてその右の長方形の中にMedium Hallの03を選びます。しかし、このままだとMedium- Halが選ばれていても数値が入れてありませんので、ホールの響きはゼロになっていて、全く効果はありません。
 そこで続いて今の2拍目より少し後ろの位置にReverbTimeの値を入力しますが、マスターボリューム以降のホールの響や楽器の指定等を入力する間隔はわずかでいいので、画面20の左で最小の間隔が表示できる32分音符
を選び、この間隔で順番に必要なデータを入力していってください。


 上の画面で前に入力したリバーブパラメータより32分音符分後ろの位置に、2122は前のままで、23の下に、二つ上の表にあるReverbTimeを示す01を、24の下に響き(Reverb)の深さを仮に90として入力しますが、この数値は実際に音楽を鳴らしてみて、効果的な値に変更してください。


 以上の音楽全体に関わる音源のシステムやボリューム、ホールの響きまでの設定をシステムエクスクルーシブデータとい い ますが、慣れてると、まだまだこの部分で入力するデータが増えてきますが、以上はごく基本的な設定といったものです。

 続いて、StripChart画面で各パートと楽器音、ボリューム、Reverb、Chorus、Expression、Modulation、演奏楽器の位置を指定するPanPot等、それにTempoChange等も入力していきますが、これらのデータは同じ位置に入れないように、楽譜の演奏の前にある空白の1小節の中に順番に入れていくのが原則ですが、遅れて演奏されるパートでは音がはじまる少し前までに必要なデータが入力できてばけっこうですが、数値を伴う入力は実際に音を鳴らしながら効果的な値に修正することが欠かせません。

 尚、GM2音源の楽器音を指定するには下記のように


楽器音を指定したい位置にマウスの矢印を持っていき、高さを上下させてToneが確認できた位置でダブルクリックする。



上の画面でが表示されたらGM音源をGM2音源に、 BankMSB(0)で121:GM2を選びます。下記参照。

上記画面で128の楽器音が指定できますが更に上の画面でBankLSB(32) の0の数字のチエックマークをクリック
して 1からの数字を上げていくと、何種類かの楽器音が表示されて選択幅が広げられるようになっています。
ドラム系統の楽器の選択は上の画面BankMSB(0)の所で 120:Drumを選ぶといく種類かのドラムセットが選択可能。
GMやGS等ではTrack10がティンパニーを除くドラムパート になっていたが、GM2ではこのパートの変更も可能。
以上でGM2音源の初期設定の部分は終了しましたので、後は私の著書「これからの音楽教育コンピュータで何が
できるか」の場合には118頁のパートごとの楽器音の入力に進んでいただくか、このホームページの中ではSinger
-Song WriterLite4.0(WinXP)の新機能を使ったやさしい表現データの入力法
等へ進んでいくことができます。

 


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