通信ジューク(JukePlay)の追加技術
歌詞のふり仮名のつけ方と鮮明な画像の投影法等

 JukePlay(通信ジューク)のカラオケ的なプレゼンテーション機能が激減した音楽の授業、学年や学校全体の歌唱指導や愛唱歌の指導に効果的なことが知られるようになってから、2,3年が経過していますが、この項の詳細な解説を述べた「これからの音楽教育コンピュータで何ができるか(全音楽譜出版社)」の186〜188頁の内容に関して、実際に使ってみて、更にこのような操作法を教えてほしいというご要望をいただいていますので、特に大切に思われる歌詞の仮名づけと画像の鮮明度を上げる方法を紹介しておきます。
 尚、この項で必要な音楽ソフトはRoland(EDIROL)社のCakewalk Homestudio(又はMusicCreator)とインターネット上から無料でダウンロードして使える「通信ジュークプレイヤー」(右の文字をクリックするとダウンロード画面が表示されます。)、それに、パソコンにデジタルカメラ等の画像データを取り込む機能が備わっていることが欠かせません。
 Cakewalk Homestudio(MusicCreator) はRokand(EDIROL)社の音源やAudio Interface等を購入した時に付属で添付されていることもありますので、新規購入の方は添付ソフトに入っていないかどうか確かめてみてください。更に、次の解説は通信ジュークで再生させるスタンダードMIDIファイル(SMF)の音楽データが完成しているところからはじまります。

 
1) 通信ジューク(JukePlay)の歌詞のふり仮名のつけ方

 ここでは高野辰之作詞、岡野貞一作曲の「紅葉」 を小学校の全校児童とPTAの保護者が一緒に歌うことを想定して、このソフトで再生する音楽データを作成していきまが、 事前に用意するものは校区などの秋の風景写真で、きるだけこの歌の歌詞に関連したものを数枚用意します。次に、この曲のMIDデータは1小節目を空白にしておいて、ここに音源の初期化データ、ホールの響き、楽器音の指定等を入力し、続いて楽譜としては、前奏が4小節程度、1番と2番の間に間奏4小節程度を入れて2番まで演奏できる伴奏パートと,それに重なるメロディパートを入力し、フォーマット1(パートごとに分かれた状態で保存する方法)でMIDファイルに保存したもの(この部分の詳細は上記の最初の方で紹介した著書に詳しく書いてあります。)、それにパソコンにデジタルカメラ等で写した画像データが取り込めるようになっていることも欠かせません。
  用意するMIDIデータの例→(クリックすると演奏が聞けますが、この例では声のパートはChoirAasという合唱音にしてあります。)

 Cakewalk Homestudio(又はMusicCreator)を起動し、用意してある「紅葉」のMIDデータを選んで開きます。この方法は上記のソフトを起動させて,「ファイル」→「開く」→「ファイルを開く」と進んで、「ファイルの場所(1)」で紅葉のMIDIデータ(例えばMonizi.MID)を選んで「開く」をクリックするか、パソコンのデスクトップにCakewalk Homestudio(又はMusicCreator)のショートカットが作成してあれば下記のように紅葉のMIDデータをこのソフトのショートカットに重ねればこのMIDIデータを読み込んでこのソフトが開きます。

(又はMusicCreator)

(上の画面で2のパートが欠けているのは合唱の下のパートを削除したからで、普通は数字順にパートが並ぶ)

上の画面で左上の「ファイル」 を下がって「情報」を選ぶと下記の画面が表示されます。

下のようにタイトルに紅葉(もみじ) と入力します。


右上の×印をクリックして上の画面を閉じ、下記の画面にもどります。


上の画面での右のパート(メロディーパート) をマウスで選んで黒くしの上の「Oh-」をクリックします。


(上のような画面(歌詞はない)が表示されなかったら、一つ上の画面に帰り、トラックの選択を変えてOh-をクリックします。)

・上の画面の歌詞入力は漢字と平仮名以外のパソコンのキーの操作は直接入力又は半角英数する。
・仮名は 秋[あ-き]のように漢字の次に[ ]をつけ、この中に一音ずつ-(ハイフォン)で区切って入力する。
・言葉の伸ばし棒は「ひらがな」入力で「ー」 を入れる。1番と2番の歌詞の間に一行くらいの空白を取る。
・歌詞が次の行に移る時その前の歌詞の最後に-(ハイフォン) を残し、次の行のスタートにはつけない。

歌詞を入力し終えたら必ず音符を表示させて、歌詞の位置がずれていないかどうかを確認すること。

歌詞の確認は歌詞の入っているトラックを選んでト音記号のマークをクリックすると表示されますが、
歌詞の位置の調整は文字の直接入力又半角英数で
-(ハイフォン)を消したり追加したりで出来ます。

歌詞入力を終えたら「ファイル」→「名前のつけて保存」と進み、下記画面のように「保存する場所」、
「ファイル名 」を選び、ファイルの種類に「MIDIファイルフォーマット1」を選び「保存」ボタンをクリックする。

 

2)背景画像の画質を上げるには

 Windowsパソコンで「スタート」→「アクセサリ」と進み一覧の中から「ペイント」という画像ソフト選んでください。



  このソフトに画像を取り込むには「ファイル」→ 「開く」と進み、ここでパソコンの保存場所にある必要な画像データを選んで 「開く」 をクリックすればよいのですが、通信ジューク(JukePlay) で使う画像はこのソフトでBMPという画像データに保 存したものでないと機能しないようになっています。このBMPファイルの保存はデータ量の少ないものから、「モノクロビットマップ」、「16色ビットマップ」、「256色ビットマップ」、「24ビットマップ」の選択肢があり、この通進ジューク(JukePlay)のReadMeの解説文には「256色ビットマップ」を選んで使うように書かれています。しかし、256色ビットマップで保存した画像データを再生してみますと、これはあまり美しい画像ではなく、歌詞の背景としては力不足な感じであることは間違いありません。そこで、様々なBMP画像を使い、Windows98 Second Edition PentiumB プロセッサ600MHzから、WindowsXP Pentium4プロセッサ3.06GHzまでのパソコンの全てで、最も画質のよい「24ビットマップ」のBMP画像が正常に動きましたので、今は講演等でもこの画像を使っています。256色BMPが指定されていた理由は過去のパソコンの処理能力、それに通進ジュークのカラオケデータを何曲も保存して使うことから、画像のデータ量を抑えて安全に作動させることが考えられてのことと察します。やってみて若し画像が出るタイミングが遅れてしまったり、うまく動かなかったら、256色に保存して使ってください。

 上の画面で「ファイル」→「開く」で表示された下記画面で「24ビットマップ」を選んで「保存」ボタンをクリック。


3)通信ジューク用のMIDIデータと画像データの入れ場所

 歌詞入力を終えたMIDIデータは「スタート」→「マイコンピュータ」→「ローカルディスク(C:)」→「ProgramFiles」
→ 「Rolamd」→「JukePlay」と進み、この中にある「Songs」のフォルダに入れてください。

 画像は上記の「JukePlay」の中にbitmapsというフォルダがあるのでこれを開き、この中に例えばMomiziというフォルダを作って、このフォルダの中に「24ビットマップ」に保存した何枚かの画像を映したい順番に01 02 03 04 05のように入れてください。

 次に上記のbitmapsフォルダの中に「auto_key.ini」というファイルがあるので、これを開き、この中に Momizi=秋 と入力してください。 これはMomiziのフィルだの中に入っている何枚かの画像とSongsフォルダに入れたMIDIデータの中に書き込まれた歌詞の最初の文字「秋」とが連動して動くようにする設定ですが、うまく画像と連動しない場合には、Momizi=紅 葉(1字分空ける)にしてみる等、歌詞に関連した漢字を入れ変えてみて下さい。

 上記のMIDIデータと画像データとの連動のさせ方については著書「これからの音楽教育コンピュータで何ができるか」に実態画像付で詳しく記述してありますので、ここの説明でわかりにくい方はこちらをご参照ください。 尚、下記の場所から「紅葉」の歌詞入力済MIDIデータをダウンロードして、通信ジュークプレヤーに重ねてみますと、歌詞がどのようになっているかわかると思います。ただし、関連画像が入れてない状態ではプレヤーが適当な画像を選んで映し出します。

 「紅葉」の歌詞入力済MIDIデータのダウンロード→(この丸印を右クリック、「対象をファイルに保存」を選んで、保存場所に「デスクトップ」等を指定して「保存ボタン」を押します。)