Singer Song Writer 8.0(VS)を使った簡易な合唱パート練習用データの作成例 (滝廉太郎作曲「花」)

 
 

 この事例は激減した音楽の授業時間数と行事等で配当時間数がなかなか確保できない現状をふまえて、個々で作成したMIDIデータの音楽をCDや録音テープ等に収めて、自習用の合唱のパート練習用の録音して用意しておくこと、更に校内のサーバーコンピュターにMIDIやAudio(MP3)データを入れておいて、クリックひとつで、校内のどのコンピュータでも聞けるようにしたり、学校のホームページにこのデータを入れておいて、家庭でも生徒が使えるようにすること等を目指しています。
 尚、MIDIデータを作成するところまではSinger Song Writer 4.0の操作と全く同じですが、ここでは少ない授業の空き時間で処理できることを目指した簡易なデータ作成の方法も紹介します。

 
 
同声2部合唱「花」の楽譜を使った簡易なデータ入力法−1(入力前の設定)
 
 


 この音楽ソフトを起動させ、スコアエディタをクリックして下さい。




ここで「新規ソングを作成しますか」 と聞いてきたら「ハイ」をクリック




上のような五線が表示されたら、設定→「スコアの設定」→「拍子」と選んで進むと次の画面が表示されます。




上のように4分の2拍子になるように選んで「OK」 クりック

 

 これから「エクスクルーシブ・メッセージ(Exclusive Message)」というものを入力しますが、これは直訳すると排他的というような意味になり、このメッセージは対応した音源機能特有のメッセージで、対応していない音源にこのメッセージを送っても無視されるものです。
 このメッセージはパソコンにインストールされた音楽ソフトで作成して音源に送信し、これを操作をするものですが、音源には前に音楽を演奏した音色やホールの響き等を覚えている性質があるので、まず、これを初期化(購入した状態にもどす)して、音楽ソフト(ここではSinger Song Writer)で指示したような音色を選択したり、ホールの響きその他の作成者の意図した音楽環境を正確に音源に伝える必要から、ここではまず曲の頭に「GMオン」という初期化データを入れ、続いて「GSリセット」入れますが、この意味は「GMオン」が最初に入れてあることで、どのメーカーの音源でも最低の音楽表現が保障される状態を作っておいて、更に表現力の高いGS音源の機能が使えるようにするためですが、この「GSリセット」はYAMAHAのXG音源では無視されてしまい、GM音源の機能だけで演奏するようになります。しかし、、最低のメーカー共通の音楽表現は確保できるというものです。
 「エクスクルーシブ・メッセージ」を簡単に言えば、音源の操作をパソコン上で行うデータで、音源を初期化したり、ホールの響きその他の音楽の表現力を高める基本的なデータといえるものです。よく1小節目を空けず最初の音譜の位置に「GMオン」、楽器音、ホールの響き等が入力してあるMIDIfデータを見かけますが、それぞれのデータをパソコンが処理するには時間がかることから、これでは音源の初期化がうまくいかず、指定した以外の楽器音が鳴ったり、音楽環境も貧弱なものになったりして、演奏効果を期待することは出来ません。

 






上の画面での上の8分音符 、をクリックして「GM音源」、3をクリックして「GMシステムオン」を選んでから「OK」
を クリック すると1拍目の頭に「GMシステムオン」 が表示され、これでGM音源の機能が使えるようになりました。


こんどはマウスの先端を8分音符分後ろに持っていき、青いい縦線のカーソルを表示さます。



上の画面で「GS音源」 、で「GSリセット」を選んで「OK」ボタンをクリックすると今度は8分音符分後ろに
「GSリセット」 が表示され、これでGM音源の機能とこれを発展させたGS音源の機能が使えるようになりました。



今度は2拍目の頭にこれから作るMIDIのホールの響きを入力します。


 

上の画面で 「Reverb Macro」、で「03」を入力して「OK」をクリックします。 Reverbについては購入した音源の解説書に説明がありますが、ホールの響きに代表的なパターンがあって で「Reverb Macroを選び」では01〜07まで選べるようになっていて、03を選ぶと大ホームの響きが得られるようになっています。 このReverbまでの音楽全体にかかわる最初の設定を「エクスクルーシブ・データ」といいまが、このデータはReverbに続いて「Chorus(コーラス)」の他、曲によって効果を高める何種類かのデータがありますが、このMIDIは簡易なデータ作成ですので、最低のデータに留めたわけです。

 

   続いてこのパート(Track1)の楽器の設定をしますが、これ以降のデータは前のデータとの間隔が少なくてよいので、 下の画面のようにの上の32分音符を選び、の横の拡大「+」を押して最初の小節を拡大しておいて、でToneをク リックして選んでおいて、高さがToneの文字くらいで横が2拍目の次の目盛りの位置にマウスの先端を持っていくと、Toneという表示が出るので、この位置でダブルクリックして下さい。  









上のような画面が表示されたら の選択画面でこの部分を下の画面のように表示させます。



上はGS音源の基本の128音の64番目までの表示ですが、左上の赤で囲んだ部分がこのようになっているか確認し
た後 、Tack1の楽器音をこの場合は合唱パートですから仮に「53:ChoirAas」を選び、右上の「入力」をクリックします。




の上に[0:0:53] とあるのは53番の楽器音(ChoirAas)の音がこの位置に入力されたことを示しています。

続いてTarack2の五線を表示させて同じ楽器音を入力します。



上の画面でTone、でTrack2、青のカーソルTrack1の次のメモリでToneが表示されている位置をダブルクリック



表示された画面でふたつ上の「トーンマップ」の下の文章のように操作をすると次のようになる 。



上の画面の赤の矢印はこのようになっているかのチェック場所




次にTrack3を表示させTrack2の楽器音の次のメモリの位置にピアノの右手で弾く音を設定します。
上の同じ楽器音の選択方法でこんどは「1:
Piano1」を選びます。



上の状態で「入力」 をクリック





上の画目で今入力した「0:0:1:」 の前に同じような楽器音が入っていたら、これをマウスで選びDeleteキー クリックで消しておきます。



次にピアノの左手で弾く音を更にひとメモリ後ろに入れますが、方法は今までと同じです。


   これでエクスクーシブデータと楽器音の指定まで終わりましたが、まだ各パートごとの楽器音の強弱や響き、ステージ上の位置の指定などいくつかの設定が残されていますが、これは音を聞きながらやるのが効果的ですので、次に、この曲の楽譜(MIDIデータ)の入力に入って」いきます。