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Singer Somg Writer
Lite 4.0を使った合唱のパート練習用データの作成事例 (GM、GS音源使用)
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《 はじめに 》
MIDIデータを作成するということは音楽ソフトを使って音源に伝える音楽情報(楽器音の選択や音楽の表現を伝える)を作成することですが、この情報の基本となるものは128種類の楽器音等の音色から何種類かを選択して指定する情報や音楽のごく基本的な表現情報を含めたたもので、これをGM(General
MIDI)データといいます。コンピュター音楽の最初の頃には、このデータに対応したGM音源が開発されたのですが、この音源の機能だけでは多様な楽器音の音色や豊な音楽表現ができないということで、楽器メーカーごとにGMを発展させた表現力の高い音源が開発され、RolandではGS音源、YAMAHAではXG音源が開発されましたが、両者はGM音源の部分については共通に使えますが、GSとXGという発展的な部分については互換性がありませんので、GSで作ったMIDIデータとXGで作ったMIDIデータをメーカーの違う音源で再生すると、音楽は再生されますが、表現という点では作成者の意図とは可なり違ってしまうという問題がありました。そこで最近になって、各メーカー共通の表現力の高いGM2音源ガ開発され、これに対応するMIDIデータの作成法も発表されました。これからは音源とこれに対応したMIDIデータはGM2に移行していくことは間違いありません。しかし、今のところはインターネットのMIDIの殆どがGMを基本にした、GS又はXGであること、長年に亘ってGSやXGの音源が普及していて、今も使われているので、一気に新しいGM2音源に移行しにくい実情があります。、そこでここでは、まずGMとGSと両方の音源に対応できるMIDIデータの作成法を紹介していきますが、一段落したところで、GMとXGに対応しMIDIデータの製作法も紹介する予定です。
尚、GMとGSに対応したMIDIデータをXG音源で再生するとGMを発展させたGSデータの部分は無視されGM音源対応の部分のみが再生されます。
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楽譜入力用のサンプルをダウンロードしてMIDIデータを作成する
(Singer Sing Writer Lite4.0)
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MIDIデータを作成する時に初心者がぶつかる難関は「エクスクーシブデータ」といって音源を初期化(音源は前の演奏情報を記憶しているので、之を購入時の状態に戻す)をしたり、ホールの響き等の全パートに関わる表現情報を入力することですが、拙書にはこの部分も詳しく記述していますが、先生方の実情を考慮して、ここでは授業等の合唱のパート練習用データの五線サンプルを予め作成しておいて、これをダウンロードして使っていただくようにしました。これには最初の第一小節目に次のようなデータが入力されています。
入力済データの小節の中の位置の表示のしかたは 小節数、拍数、拍の中の位置(4分音符の長さを480で表す。例 240は8分音符分後ろ)
1.1.0 GMシステムオン(GM音源を初期化し、この音源の機能が使えるようにする。)
1.1.240 GSリセット(GS音源を初期化し、この音源の機能が使えるようにする。)
1.1.360 ホール1(合唱の重厚な響きを再現するために大ホールの響きを選択)
1.2.0 上の響きのレベルを80に設定
1.2.60 音の立ち上がりがあまり厳しくならないように設定
これに続いて20くらいずつ遅れて順番に合唱パートの音色はChoir Aas(合唱の声の音色)、ピアノ伴奏はピアノ音が鳴るように設定されていますが、各パートのボリュームやエクスプレッションは何も設定していない初期状態なので、この状態だと音源では最高の127の値の音で鳴るようになっています。下でダウンロードした五線のMIDIデータを使う時には、各パートごとのボリュームの調整はベロシティの増減だけで出来るようになっています。
尚、ここまでの項目が理解できなくても、次の具体的な操作ができれば大丈夫です。
《初期設定入力済五線MIDI等のダウンロード 》
上記データをダウンロードして使うときには2小節目に入っている音符を消去してからにしてください。
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・上記MIDIデータのダウンロードの方法がよく分からない方は次を読んでください→●(クリック) |
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・ Singer Song Write r4.0 のショートカットが作ってない方は次を読んでください→●(クリック) |
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「朧月夜(部分2部合唱:ピアノ伴奏付)」のMIDIデータを作成する。
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上のダウンロードページから最初の4分の3拍子のものをダウンロードし、Singer
Somg Writer 4.0のショートカットに重ねます。(方法は上の項目の●クリックで表示される画面に書いてあります。)
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→
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ダウンロードしてディスクトップ上などに出てきた左のMIDIデータを右のアイコンの上に重ねる。
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上の画面の赤四角で囲んだト音記号のマークをクリックする。
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上の画面で● の下で1から4までのパートが選ばれている。1〜4の数字の下の音符をマウスで選びDeleteキーを押して消す。
次に2から4までのパートをクリックで消し、一番上の旋律パートのみ残します。 (楽譜の右下の角にある+−ポタンをクリックして上下の画面を縮小しないと上のような画面にはなりません。)
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下の楽譜では1小節目の3拍目から「朧月夜」のメロディーが入力されていますが、この曲の参考MIDIデータには前奏がありますので、5小節の3拍目からメロディーがはじまっています。
、ここでの楽譜は小学校6年生音楽教科書
の指導書(教芸版)の伴奏譜を使っています。
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●の上の8分音符(このメロディーで一番短い音符)
を選び、▲の上の音符に星のマークをクリックして楽譜の右下 の「ノートパレット」
を表示させ、このパレットで音符の長さを選んで、2番の最後まで楽譜を入力します。もちろん、 慣れてくれば1番の楽譜をコピーして2番の楽譜にすることも可能になります。
ここで注意することは音符以外の操作をする時には必ず、●の上の矢印マークをクリックして音符入力を解除してからやらないと、そこらあたりに音符がくっついて削除するのが大変になります。
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上記の方法で続いてピアノ伴奏までの全パートを入力しますが、入力中の音の確認は下記ような画面を使い、
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●
の下のマークををクリックしてプレイパネルを表示させてプレイボタン(緑)を押しますが、パートごとやいくつかのパートを選んだ演奏は、
▲マークの上の右向きの青の矢印をクリックで選んだ状態で、上のプレイボタン(緑)
をクリックします。
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全パートの入力が終わったら、伴奏譜に書かれている音楽の表現を参考になしながら、各パートごとの表現データを入力し、最後に各パートの音量のバランス、それに音楽の表現に伴うテンポチェンジ等を入力します。
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上の画面の「Strip
Chart 」のをクリックで表示される項目が音楽の表現に必要なものですが、ここではメロディーの強弱を扱うVelocity(Vel)
、ベロシティでは出来ない強弱の変化を扱う,Expression,演奏音のステージ上の位置を設定するPanPot,パートごとの楽器音の響きを扱うReverb、楽器音にビブラートの効果を出すModulation、それ演奏曲全体に関わるTempo
Changeの値も入力しますが、MIDIデータの入力経験がないと見当がつきませんので、次におよその数値を紹介しておきます。
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Velocity(各パート共通)はppが50くらい、mpが64くらい、mfが80くらい、fが90くらい、ffが100くらいがめどですが、合唱パートに使っている合唱音(ChoirAas)はボリュームが大変低い音ですので、これらの値の2割増しくらいの数値にしないとピアノ伴奏とのバランスが取れないと思います。
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Reverbの値はパート1(旋律)が116、パート2ガ110、ピアノ伴奏の1(左手)が78、ピアノ伴奏の2(右手)が70くらい。 |
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Modulationの値はパート1(旋律)が30、パート2が26、ピアノ伴奏はパート1、2ともに0(入力しない)
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Chorusはパート1が20、パート2が16くらいです。 |
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Tempo Change は聞いてみて最も音楽的に聞こえるような値を入力すればよいのですが、
参考資料のデータではおよそ次のようになっています。数値が書いてない拍は全て4分音符=80です。
3小節の2拍=77、4小節の3拍=77、5小節の2拍=75、7小節の2拍=75、9小節の2拍=77、11小節の2拍=77、12小節の3拍77、13小節の2拍=77、15小節の2拍=77、16小節の3拍=77、17小節の2拍=77、19小節の2拍=77、20小節の3拍=77、23小節の2拍=77、25小節の2拍、27小節2拍=77、28小節の3拍=77、29小節の1拍=77、31小節の2拍77、33小節の2拍」=77、35小節の2拍=77、35小節の3拍の頭が80で37小節の頭が50になるうようにリタルダンドをかけ37小節は1拍目から最期まで50のテンポとする。TempoChangeはいずれもほぼこの程度になっているといいう値です。
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